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昭和52年、小豆島沖合東6kmの岩礁水ノ子岩にて南北朝時代から室町時代初期の備前焼が大量に引き揚げられた。この調査は、備前焼の歴史の空白部分を埋めただけでなく、中世の海上輸送ルートの解明の手掛かりとなり、また「水中考古学」という分野にも注目が集まるきっかけの一つとなった。その後、備前焼窯跡の発掘調査も進み、以前よりも備前焼生産の実態が明らかになってきている。
本展では、海揚がりの備前焼と窯跡出土の備前焼を展示し、海揚がりの備前焼調査の歴史やその成果を紹介する。
【 会場 】 加子浦歴史文化館(遺物・3Dモデルデータ)
備前市埋蔵文化財管理センター(3Dモデルデータのみ)
【開館時間】午前9時~午後4時30分
【 期間 】令和6年10月11日(金曜日)から令和6年12月15日(日曜日)まで
【休館日】両館ともに 火曜日・祝日の翌日
【入館料】無料
【その他】関連企画として備前市内の窯跡を巡るワークショップを予定しております。
★関連ワークショップについて
「備前焼窯跡を巡る」
備前市内にある伊部南大窯跡や、普段は入れない市指定文化財「天保窯」などを学芸員の説明付きで見学することができます。また、参加された方には、センターのオリジナル野帳をお配りします。
とき 11月17日(日曜日)午前10時~午後12時(午前9時30分から受付)
ところ(集合場所)JR伊部駅前
対象 どなたでも(小学生以下は保護者同伴)
定員 15名程度(先着順) ※定員になり次第締め切り
料金 300円(保険代・野帳代含む)
申込方法 10月16日(水曜日)~10月31日(木曜日)の間に電話、または下記の二次元コードの応募フォームにて(1)住所(2)氏名(フリガナ)(3)年齢(4)連絡先をお伝えください。
https://logoform.jp/form/Ebyq/712342<外部リンク>