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1890-1969
南画家。和気郡日生町(現備前市日生町)生まれ。 17歳で出郷し郵便局に勤めるかたわら大阪美術学校に学び、永松春洋に師事して南画を学ぶ。号を香雲、香芸と称した。 昭和5年「秋塘」が帝展に入選。号を耕民と改めた。昭和15年大阪画家協会を設立し、同年日本南画協会理事となる。翌年大阪有秋会を結成し、会長として後輩の指導に当たった。 耕民の画風は実写を基本に、花鳥、風景を得意とし、温かい色彩と装飾的な構成で人々を魅了し、関西画壇で一時代を画した。代表作に「秋塘」、「梅庭群鶴」がある。