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公金の取り扱い
ソーシャルボンドの購入について
令和5年5月、備前市は「SDGs未来都市」に選定され、SDGsの目指す「誰一人取り残さない」社会の実現に取り組んでいます。
基金の運用においてもSDGsの推進に貢献するため、令和5年9月、独立行政法人日本学生支援機構が発行する「ソーシャルボンド(SDGs債)」を購入しました。
備前市がソーシャルボンドを購入するのは、今回が初となります。
今後も備前市は、SDGs未来都市として、SDGsの理念や目標を踏まえて積極的な取り組みに努めてまいります。
基金の運用においてもSDGsの推進に貢献するため、令和5年9月、独立行政法人日本学生支援機構が発行する「ソーシャルボンド(SDGs債)」を購入しました。
備前市がソーシャルボンドを購入するのは、今回が初となります。
今後も備前市は、SDGs未来都市として、SDGsの理念や目標を踏まえて積極的な取り組みに努めてまいります。
選定理由
・このソーシャルボンドにより調達された資金は、第二種奨学金の在学中資金に充当される。そのため、このソーシャルボンドの購入は、SDGsの目標4「すべての人々が男女の区別なく、手の届く質の高い技術教育、職業教育及び大学を含む高等教育への平等なアクセスを得られるようにする。」に資金面で貢献するものであること。
・独立行政法人が発行するソーシャルボンドであり、格付が高く、国からの財政面のサポートもあり、安全性が高い銘柄であること。
・備前市は、重点施策に「教育」を挙げ、市独自の奨学資金貸付事業、定住促進奨学金返還事業、篤志奨学金給付事業を行っており、備前市の施策に合致すること。
「SDGs未来都市」とは
SDGsの理念に沿った取り組みを推進しようとする都市・地域の中から、特に、経済・社会・環境の三側面における新しい価値創出を通し、持続可能な開発を実現するポテンシャルが高い都市・地域を内閣府が選定するもの。
ソーシャルボンドとは
社会的課題解決のためのプロジェクトの資金調達のため発行される債券。独立行政法人日本学生支援機構が発行するソーシャルボンドは、SDGsの目標4に対応する債券である。
備前市の資金運用状況について
備前市では、「備前市資金管理・運用方針」を定め、資金の安全かつ効率的な管理・運用に努めています。
※資金とは「歳計現金等」と「基金(に属する現金)」をいいます。
※資金とは「歳計現金等」と「基金(に属する現金)」をいいます。
歳計現金等
歳計現金等とは、市の歳入歳出予算に属する出納の現金(歳計現金)と、市営住宅敷金や入札保証金など市の歳入歳出予算に属さない法令等で規定された出納の現金(歳入歳出外現金)をいいます。
歳計現金等については、日々の支払に充てる支払準備金の性質を持つ資金となることから、月次の収支予定で見込まれた余裕資金を短期の定期性預貯金で運用しています。
歳計現金等については、日々の支払に充てる支払準備金の性質を持つ資金となることから、月次の収支予定で見込まれた余裕資金を短期の定期性預貯金で運用しています。
年度 | 運用益 |
---|---|
令和4年度 | 72千円 |
令和3年度 | 87千円 |
令和2年度 | 386千円 |
基金
基金とは、特定の事業への将来負担に備え、目的を定め計画的に積み立てる資金です。
備前市では、すべての基金を一括して運用を行っています。
運用は、基金の積立・取崩計画に基づき、急な取崩に備えるための資金を確保した上で、大口の定期性預貯金と債券で行っています
備前市では、すべての基金を一括して運用を行っています。
運用は、基金の積立・取崩計画に基づき、急な取崩に備えるための資金を確保した上で、大口の定期性預貯金と債券で行っています
年度 | 区分 | 運用益 |
---|---|---|
令和4年度 | 定期性預貯金 | 1,250千円 |
債券 | 26,461千円 | |
普通預金 | 30千円 | |
繰替運用 | 0円 | |
計 | 27,741千円 | |
令和3年度 | 定期性預貯金 | 1,637千円 |
債券 | 23,545千円 | |
普通預金 | 23千円 | |
繰替運用 | 1千円 | |
計 | 25,206千円 | |
令和2年度 | 定期性預貯金 | 5,239千円 |
債券 | 26,793千円 | |
普通預金 | 21千円 | |
繰替運用 | 24千円 | |
計 | 32,077千円 |