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ようこそ市長室へ

記事ID:0003245 更新日:2021年1月1日更新 印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示

ようこそ市長室へ

令和3年 市長

昨年は、備前市にとっては、合併15周年に当たり新庁舎の完成、旧閑谷学校創学350年や熊沢蕃山没後330年などの節目の年であり、田原市政一期目の集大成の年と考えていました。しかし、東京オリンピックの年として新年が明けたのも束の間、突如として新型コロナウイルス感染症が世界中に蔓延し、その対応に世界中が振り回された一年となりました。

備前市のシンボルとなる新庁舎が完成し、市民の皆さまと喜びを分かち合うため10月に企画した市制施行15周年記念新庁舎落成式は、規模を縮小して各種団体代表者のみを招待しての開催となりました。趣向を凝らした旧閑谷学校創学350年記念事業も、三密を避けて人数制限を設けた上での開催となったことは誠に残念であります。

市内最大イベントである備前焼まつりが形を変えた、備前焼感謝祭やオンライン備前焼まつりなどの取り組みは、グローバルなファンの発掘につながるものとして期待されます。
『災い転じて福となす…。』2つの日本遺産、「備前焼」、「旧閑谷学校」と里山里海の幸を売り出す出発点としたいものです。

市民による熊沢蕃山顕彰推進活動も行われました。熊沢蕃山が「人づくりこそ、国づくり」を説いたことで、庶民教育の殿堂「旧閑谷学校」創学の原点となっています。また、百間川を考案するなど多くの防災事業や災害時の被災者救済などに関わったことは、「教育のまちびぜん」の郷土の偉人として市民の誇りとして引き続き顕彰していきたいと考えております。

新庁舎市制施行15周年を記念して作成した記念誌では、地域担当職員を中心に、小学校区毎に地域に眠る自然・歴史・人物などの宝を掘り起し、今日の備前市を築いたゆかりの人物や「地区自慢」を紹介しています。こういった取り組みを通して地域の誇りを育み、地域ごとに理解を深め、故郷が好きだと思う市民を一人でも増やしていくことが大切と考えます。私は、他地区の良いところを認め合い、手本として取り入れ、高め合う地域づくりを提唱したい。『天は自ら助くる者を助く』、まちづくりも同様です。自分たちの地域について自ら考え、より良くしようと努力を重ねる地域にこそ発展はあります。

私たち地方都市が生き残る道は、無いものねだりではなく、地元の潜在能力を活かして、しっかりと地に足をつけた、地道で持続可能なまちづくりしかありません。
まちはみんなのものです。今年から始まる次期総合計画・総合戦略や、懸案事項である旧アルファビゼン跡地活用についても市民会議等を通して、多くの市民や備前緑陽高校生から貴重なご意見をいただくことができましたので必ず活かしていきたいと思います。

市政運営は、市長が市民の夢や希望を基に熟慮の上方針を定め、創意工夫を加え、具体案を練り、決断と実行、そして議会と両輪となり着実に前進していくものです。
最後に、新型コロナウイルスを乗り越えるためには、正しく恐れ、共生していく工夫や努力が、一人ひとりの新しい生活様式の中に求められます。ご不便をおかけいたしますが、よろしくお願いします。

 

備前市長  田原隆雄