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知っていますか?備前の郷土料理

記事ID:0031050 更新日:2025年2月21日更新 印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示

備前に伝わる郷土料理を知り、受け継いでいきましょう。

郷土料理とは

それぞれの地域で採れる旬の食材を使用し、地域の気候風土に適した独自の調理法で作られる、昔からその地域で伝承される料理のことを【郷土料理】と言います。
料理一つ一つにその地域の歴史文化、自然風土、食材の旬などを感じることができます。

郷土料理の大切さ

【生きた教材】
郷土料理は、旬の食材や伝統の味を楽しむ豊かな感性を育みながら、地域の自然や文化、歴史を学ぶことができる「生きた教材」です。

地域でとれる農水産物に関心を持ち、食材がどのようにして作られているかを学ぶきっかけになったり、また農水産物をはじめとする自然環境の大切さへの気づきにもつながります。

【地産地消】
郷土料理には、地域でとれた独自の素材や旬の食材が多く使用されます。地域でとれるものをその地域で消費する「地産地消」を大切にしましょう。

備前の地場産物

気候風土に恵まれた備前市にはいろいろな地場産物があります。

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備前の郷土料理

備前で伝えられてきた代表的な「郷土料理」をご紹介します。

※各タイトルクリックでレシピ(【備前市保健課健康係】のクックパッドページ)もご覧いただけます。

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-さわらの炒り焼き-<外部リンク>

漁師が船の上で作って食べていたとされる、「日生千軒漁師町」としてうたわれる備前市日生町ならではの郷土料理です。新鮮なさわらが煮え切る前の半煮えの状態で食べることで、口の中でとろけるような食感になり、旬の野菜等と一緒に今でも楽しまれています。

 

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-さわらのこうこ寿司-<外部リンク>

陸揚げされたさわらを使って、豊漁を願い、漁業の安全を祈って作られるようになった備前市日生町に伝わる郷土料理です。寿司に添えてあった「こうこ」(たくあん)の古漬けがいつのまにか混ざり、それが意外にも美味しかったことから、混ぜて作るようになったと言われています。

 

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-ねこめし-<外部リンク>

ねこめしはその時期にとれた旬の魚や野菜を混ぜ合わせて作られる混ぜご飯です。吉永町神根地区に伝わる郷土料理で、ごはんを保温する為に用いられた藁編みのかごのことを方言で「ねこ」と呼んでいたことから、「ねこめし」という名前がついたとされています。(※画像・レシピは学校給食で食べられているアレンジ「簡単ねこめし」です。)

 

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-しらもあえ-<外部リンク>

「しらも」は片上湾や日生湾でとれる海藻の一つです。昔から「仏様のご馳走」と言われ、お盆や法事の際に酢の物や和え物にして食べられていました。シャキシャキ、コリコリとした癖になる食感をぜひ一度ご賞味ください。(※画像・レシピは手軽な中華風の味付けにアレンジしたものです。)

 

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-いとこ煮-<外部リンク>

浄土真宗の宗祖親鸞上人が信者から寄付された野菜と小豆を合わせて炊いたところ、大変美味しく喜ばれたといわれる「いとこ煮」。いとこの間柄のような近しい種類の根菜類が入ることなどが名前の由来とされており、各地で材料や味付けが異なる郷土料理です。

 

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-ぐじんぼう-<外部リンク>

備前市佐山に伝わる郷土料理で、殿上西神社の秋祭りに行われる御神幸(氏神様が地域をみてまわる行事)の際、御旅所でふるまわれています。30cmほどの長さの手作りの竹串に鶏のからあげ、竹輪の含め煮、こんにゃく、里芋、油揚げを刺して作られます。

 

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-七七茶飯(ななちゃめし)-<外部リンク>

七七茶飯は備前市日生町で葬儀の時に出される変わりご飯です。7日の忌日に賄われるため「七七茶飯」という名前になったとも伝えられています。(※画像・レシピは食べやすくアレンジしたものです。)

 

-つなし寿司・丸ずし-

体長15cmに満たない「コノシロ」のことを「つなし」と呼び、秋祭り等行事の際に作られます。すし飯に酢でしめたつなしを合わせた押しずしで、昔は2日~3日ほど寝かせて作られていたそう。

 

-八塔寺おこわ-

八塔寺ふるさと村の特産品である八塔寺おこわ。山菜やこんにゃく、しいたけ等その時期に、また地域で採れた食材で作られます。

 

その他地場産物を使ったレシピはこちら