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放射線科

記事ID:0020037 更新日:2022年11月1日更新 印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示

放射線科

放射線科では一般X線撮影検査(レントゲン検査)やCT検査、MRI検査などの

画像検査をしています。

当科では患者様の気持ちに配慮した対応を心がけて日々業務に務めております。

 

X線一般撮影検査・骨密度測定

 X線を使用した検査です。

胸部X線撮影で肺や心臓の異常の確認、

骨折の有無などを調べます。

一般撮影装置一般撮影装置

骨密度測定で骨の強さも調べられます。

前腕のレントゲン写真から骨の密度(硬さ)を測定します。

骨密度測定装置

CT検査

CTとはComputed Tomography:コンピュータ断層撮影のことで、

多方向からレントゲン写真を撮り、画像をあらゆる方向から見たり、

3Dにしたりできる検査です。

また造影剤という薬剤を使うことで血管や臓器にコントラストを

つけてより詳しく検査する事が出来ます。

CT撮影装置

MRI検査

MRI検査は磁力を使った検査です。

強い磁場の中で行う検査ですので、検査前に金属チェックなどを行います。

また、造影剤を使用した検査を行っています。

MRI装置

MRI検査は狭い機械の中で横になってもらい、

検査中はゴンゴンと工事現場のような騒音がします。

検査の時間も30分くらいかかる事が大半です。

狭いところが苦手な方、閉所恐怖症の方、また長時間の

体勢保持ができない方はご相談ください。

また、以下の方はMRI検査を受けることができない場合がありますので、

事前にスタッフにお知らせください。

○検査を受けることができません

 ●心臓ペースメーカーを使用している方

   (MRI対応ペースメーカーも当院では検査できません)

 ●人工内耳を埋め込まれている方

 ●可動型義眼を装着している方

○検査を受けることができない場合があります

 ●脳動脈瘤の手術を受け金属クリップを入れている方

 ●金属製の心臓人工弁を入れている方

 ●その他の金属を体内に入れている方

   (眼に金属粉等が入っている可能性のある方)

 ●妊婦又は妊娠している可能性がある方

 ●閉所恐怖症の方

エコー検査(超音波検査)

超音波を体にあてて、体の中の組織を画像化し異常の有無を評価します。

検査部位によって臨床検査科と放射線科に分かれて検査します。

当院では腹部、甲状腺、頸動脈、その他の血管などのエコー検査を

放射線科が行っています。

エコー装置

X線TV透視室

胃バリウム検査やERCP(内視鏡的逆行性胆管膵管造影)、

ミエログラフィー(脊髄腔造影)、関節造影などの造影検査や

EST(内視鏡的乳頭切開術)などの治療も行っています。

X線TV装置

画像診断

当院は、岡山大学放射線科医局派遣の医師による画像診断を行っています。
当院で撮影したCT・MRI画像は読影され、診断レポートがつきます。
結果は当院の主治医より説明されます。

開業医・診療所・クリニックの先生方へ

地域医療連携サービスの一貫として、かかりつけ医を始めとして、他の医療機関から依頼されて
CT・MRIの画像検査を行っています。撮影された画像と診断レポートは紹介元のかかりつけ医に返却の後に、かかりつけ医より説明が行われます。
詳細については、当院地域医療連携室にお問い合わせください。

よくあるご質問

Q.直近で何度も検査を受けて大丈夫か?
レントゲンやCT検査などのX線検査は、検査の必要性や病気の診断に役立つ情報が得られるメリットと、放射線被ばくすることのデメリットを比較し、検査のメリットが上まわる時のみ行います。そのため、場合によっては何度も検査をして気になるかもしれませんが、心配はいりません。
また、基本的にレントゲンやCT検査などの通常のX線検査で受ける放射線の被ばく量は少ないため、身体的に影響が及ぶことはないと考えられます。

Q.妊婦への検査影響は?
通常のX線検査での被ばく量は少なく、胎児への影響は低いと考えられます。
ただ妊娠中や妊娠の可能性のある場合は緊急時以外は避けた方が良いでしょう。検査を受ける前に医師やスタッフに相談して下さい。

Q.こどもへの検査の影響は?
X線検査は診療情報を得る利益が被ばくによるリスクを上回ると判断した上で実施しています。また診療情報へ影響のない範囲で放射線被ばくを減らして検査を行います。こどもの場合は身体が成人より小さいので、検査に必要なX線の量も少なく調整しています。
また、検査による生殖腺の直接的な被ばくを防ぐために、診療情報へ影響のない範囲で鉛板等で生殖腺の防護を行っています。