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備前市における部活動の地域連携・地域移行について

記事ID:0033330 更新日:2025年3月28日更新 印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示

部活動の地域連携・地域移行について

中学校の部活動は、近年、少子化により部活動の存続が厳しい状況や、教員が顧問を務めるこれまでの指導体制を維持していくことが難しくなっています。

このような中で、国は休日の部活動を段階的に地域へ移行することとし、令和4(2022)年12月に「学校部活動及び新たな地域クラブ活動の在り方等に関する総合的なガイドライン」を示しました。令和7(2025)年度までを「改革推進期間」とし、地域の実情に応じて取り組むこととしています。

備前市の子どもたちが、生涯にわたってスポーツや文化活動に親しみ、豊かな生活を送ることができるよう、地域における新たなスポーツ・文化芸術環境の整備充実に向けて検討をしていくことが必要です。備前市では、今後の部活動のあり方について検討するとともに、地域の指導者の協力を得た部活動指導や、地域団体と連携した活動を試行しています。今後、休日の中学校の部活動を段階的に整備し、地域連携や地域クラブ活動の実施により、子どもたちがスポーツ・文化芸術活動に親しむことができる機会を確保していきます。 また、地域移行に係る方針の策定をめざし、継続的に協議を進めていきます。

部活動改革や部活動地域移行に関する国の方針について

「部活動改革ポータルサイト」

文化部活動改革 部活動の地域連携や地域クラブ活動への移行に向けた環境の一体的な整備

部活動及び新たな地域クラブ活動の在り方等に関する総合的なガイドライン(概要) 

地域連携・地域移行とは

「地域連携」とは、複数校でまとまってひとつの部活動とする合同部活動や、部活動指導員などの地 域の人材を活用することにより、学校が主体となって部活動を運営・実施しつつも、生徒の活動機会を確保するものです。

「地域移行」とは、これまで学校が主体となってきた部活動を、新たに地域が主体となって活動する地域クラブ活動に移行することです。

 

備前市の基本方針

国(スポーツ庁・文化庁)の方針に沿って、備前市も令和7(2025)年度をめどとして、休日の学校部活動の地域連携・地域移行をめざしていきます。

そのため、令和7(2025)年度までを改革推進期間と位置づけ、学校や関係団体と協議を重ね、実現可能な部分から実証事業(試行)を行い、備前市 としての地域連携や地域クラブ活動の在り方を検討しています。

備前市としては、休日の部活動について、合同部活動や拠点校部活動、新しい地域クラブ活動の実施などにより、「学校単位の部活動」から「備前市単位の活動」への移行を考えています。現在の学校部活動をめぐる課題を少しでも解決し、子どもたちのスポーツ・文化芸術活動の機会の確保をめざします。

まずは、休日の学校部活動の体制整備から始めます。ただし、総体や新人戦などの中学校体育連盟主催の大会や文化部のコンクール等は、当面は学校部活動として出場することとします。

将来的には、地域でのスポーツ・文化芸術活動の充実により、部活動の地域移行がこどもたちの未来を支えるだけでなく、地域全体の活性化や交流を深める機会となり、まちづくりにつながっていくようにと考えています。

備前市での取り組み

これまでの取組

令和5(2023)年度から令和6(2024)年度については、国の運動部活動の地域移行に向けた実証事業(スポーツ庁)、文化部活動の地域移行等に向けた実証事業(文化庁)を実施しました。

・陸上競技部(備前中学校)

・アーチェリー部(日生中学校)

・剣道部(吉永中学校)

・ソフトテニス部【女子】(三石中学校、吉永中学校)

・吹奏額部(吉永中学校)

※サッカー部については、令和7年度から4つの地域クラブが合同でクラブチームを設立し、地域移行を行う予定です。