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備前市の日本遺産

記事ID:0027040 更新日:2023年12月4日更新 印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示

3つの日本遺産がある文化のまち・備前市

日本遺産とは

日本遺産ロゴマーク「日本遺産(Japan Heritage)」は地域の歴史的魅力や特色を通じて我が国の文化・伝統を語るストーリーを「日本遺産(Japan Heritage)」として文化庁が認定するものです。ストーリーを語る上で欠かせない魅力溢れる有形や無形の様々な文化財群を、地域が主体となって総合的に整備・活用し、国内だけではなく海外へも戦略的に発信していくことにより、地域の活性化を図ることを目的としています。
日本遺産ポータルサイト<外部リンク>

「近世日本の教育遺産群─学ぶ心・礼節の本源─」

平成27年度認定

ストーリー
我が国では、近代教育制度の導入前から、支配者層である武士のみならず、多くの庶民も読み書き・算術ができ、礼儀正しさを身に付けるなど、高い教育水準を示した。
これは、藩校や郷学、私塾など、様々な階層を対象とした学校の普及による影響が大きく、明治維新以降のいち早い近代化の原動力となり、現代においても、学問・教育に力を入れ、礼節を重んじる日本人の国民性として受け継がれている。

旧閑谷学校旧閑谷学校

備前市内の構成文化財

●旧閑谷学校

●釈菜

●備前国和気郡井田村延原家文書

●熊沢蕃山宅跡

●井田跡

「きっと恋する六古窯─日本生まれ日本育ちのやきもの産地─」

平成29年度認定

ストーリー
瀬戸、越前、常滑、信楽、丹波、備前のやきものは「日本六古窯」と呼ばれ、縄文から続いた世界に誇る日本古来の技術を継承している、日本生まれ日本育ちの、生粋のやきもの産地である。
中世から今も連綿とやきものづくりが続くまちは、丘陵地に残る大小様々の窯跡や工房へ続く細い坂道が迷路のように入り組んでいる。
恋しい人を探すように煙突の煙を目印に陶片や窯道具を利用した塀沿いに進めば、「わび・さび」の世界へと自然と誘い込まれ、時空を超えてセピア調の日本の原風景に出合うことができる。

日本六古窯 ぐい呑

 

 

 

 

日本六古窯各産地のぐい呑

(左から丹波焼、備前焼、常滑焼、信楽焼、越前焼、瀬戸焼)

 

備前市内の構成文化財

●焼物の里の文化的景観

●備前焼の焼成技術

●無形文化財 備前焼の製作技術

●備前焼熊山古窯群跡

●備前陶器窯跡「伊部南大窯跡」「伊部北大窯跡」「伊部西大窯跡」

●小幡山長法寺・天津神社

●備前焼狛犬

●旧閑谷学校

●備前焼まつり

「荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間~北前船寄港地・船主集落~」

令和4年度備前市追加認定

ストーリー
日本海や瀬戸内海沿岸には、山を風景の一部に取り込む港町が点々とみられます。
そこには、港に通じる小路が随所に走り、通りには広大な商家や豪壮な船主屋敷が建っています。
また、社寺には奉納された船の絵馬や模型が残り、京など遠方に起源がある祭礼が行われ、節回しの似た民謡が唄われています。
これらの港町は、荒波を越え、動く総合商社として巨万の富を生み、各地に繁栄をもたらした北前船の寄港地・船主集落で、時を重ねて彩られた異空間として今も人々を惹きつけてやみません。

大多府漁港元禄防波堤​大多府漁港元禄防波堤

備前市内の構成文化財

​●大多府漁港元禄防波堤

●灯籠堂の石塁

●大井戸

●甚九郎顕彰碑

●北前船の模型

●片上八景