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外国語指導助手(ALT)
外国語指導助手(ALT)
各学年に1人の外国語指導助手(ALT)を配置
<研修実施風景>
1. 学校等での役割
あくまで学校等での助手の役割であり、教育支援員、Ict支援員、Ib支援員などの授業に係る補助員として、あるいは教室での見守りの強化に、校庭での子ども達との外遊びなど、人手が増えることで現場の教員の余裕が生まれることが期待できます。
また、車などの長距離の移動手段を持っていないので、徒歩、自転車の他は公共交通等によって通勤します。例えば、駐車場等は必要としません。
現在、市民センターほかで研修を行っています。とても礼儀正しい方々と評判です。入国前研修から、本市の採用後も約1か月間の研修を積みながらの配属となります。研修学習を経て、経験や適正等を踏まえた配置とします。
備前市の子ども達のために良き英語指導助手になろうと、みんな頑張っています。
2. 学校規模等による人員配置
基本的に各学年1名の配置ですが、年度ごとのクラス数に応じ、各教室で授業補助や子ども達の見守りをおこないます。
3. 事業の位置づけ
教育・文化交流協定を締結した自治体から、過去に英語学校の講師などの経験を積んだ方を斡旋いただいています。また、総務省の外国語指導助手に係る人件費と経費についての普通地方交付税の配分スキームに則した事業となっています。
4. 早期英語教育の良いところ
日本語と英語は、使用する周波数が異なり、幼少期に英語に触れたことのない日本人にとって、英語の音を聞き取ることは非常に大変なのです。この英語を聞き分けることができる能力を「英語耳」と呼び、この能力は大人になってからでは身に付けるのが難しいと言われています。子どもの英語学習法は、理屈や理論に基づいたものではなく、より直感的に学びます。「まねをする」ことで、ALTの話す英語を見様見まねで話し、恥じることなくアウトプットしていきます。子どもにとって一番の英語習得法は、とにかくたくさんの生の英語を聞いて、コミュニケーションをすることです。英語という言語を通じてそのバックグラウンドを感じ、学び、理解することによって、多様性への寛容力をもつことができます。また、違いを認め尊重し合う国際理解教育にも通じていきます。