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井田(せいでん)は備前市穂浪に位置する江戸時代にできた水田です。岡山藩主池田光政は、中国周時代に行われたとされる「井田法」を、この地で試みました。完成した井田の一部は後閑谷学校の学田として、そして現在でも当時の区割りや水路をとどめながら、その大部分が水田として利用されています。
本展では、新たに発見された絵図、開発に伴う発掘調査で出土した遺物、樋門の模型などを展示し、様々な角度から井田の魅力に迫ります。
【会 場】備前市歴史民俗資料館・加子浦歴史文化館・備前市埋蔵文化財管理センター
【期 間】令和4年1月26日(水曜日)から令和4年3月9日(水曜日)まで
※なお、広報びぜん2022年1月号に掲載した記事の開催日時に誤りがありました。
お詫びして訂正させて頂きます。
誤: 時1月19日(水曜日)~
正: 時1月26日(水曜日)~
【休館日】月曜日・祝日の翌日(備前市歴史民俗資料館)
火曜日・祝日の翌日(加子浦歴史文化館・備前市埋蔵文化財管理センター)
【料 金】無料
展示予定資料
備前市歴史民俗資料館…… 樋復元模型、古写真、延原家文書(備前市歴史民俗資料館所蔵)
など
備前市加子浦歴史文化館…… 井田図(備前市歴史民俗資料館所蔵・洲本市立図書館蔵
(写真パネル)・兵庫県立歴史博物館所蔵(写真パネル)、
延宝四年井田村検地帳(備前市歴史民俗資料館所蔵)など
備前市埋蔵文化財管理センター…… 井田跡出土遺物(備前焼・燈明皿・擂鉢ほか)、
調査状況写真パネルなど