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地域資源を活かしたまちづくり

記事ID:0024328 更新日:2023年5月16日更新 印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示

海、山、歴史、文化。
たくさんの地域資源に恵まれた、私たちのふるさと、備前市。
豊かな自然と文化、人が紡いだ歴史を、次代を担う子ども達に引き継ぎ、育むために、私たちに何ができるだろう?

海の環境を守る取組み

「自分達の手で海の環境を守る」

どうして私達は海を守る必要があるのでしょうか?
それは、私達の大切なふるさと、ここ備前市が、海とともに生きるまちだから。
海が汚れると、もちろん魚は獲れません。海を生業とする地元の漁師達にとっては死活問題です。
特に漁師町の日生地域では、海を守ることが彼らの暮らしを守ることに直結するのです。
そんな地元の漁師達が、大切な海の環境を守るため、取り組んでいる活動が「アマモ場再生」。
海が汚れるとともに消滅した「アマモ場」を復活させよう!という取組みです。

アマモ場再生活動

工業廃水や埋立て問題など、環境問題が全国的に表面化した高度経済成長期。
当時の日生の海はというと、海底はヘドロにまみれ、汚れた海では魚がとれなくなっていきました。
海を生業とする地元の漁師達にとっては死活問題です。
「魚が取れていた頃の海に戻すために、自分たちで出来ることは何だろう。」地元の漁師達は自問を続け、打開策を探ります。
そして、たどり着いたのが「アマモ場再生活動」。
海が汚れるとともに消滅した「アマモ場」を復活させよう!という取組みです。
「アマモ」は、海底に生える植物の一種で、魚達にとっての大切な住み家となる場所。
漁師達は、ほんの少し残っていたアマモのタネを採取し、海底にまき始めました。
そして、漁師達が海に魚を戻すため、30年以上をかけて地道にアマモを植える活動を続けてきたのです。
どうして私達は海を守る必要があるのでしょうか?
それは、私達の大切なふるさと、ここ備前市が、海とともに生きるまちだから。
特に漁師町の日生地域では、海を守ることが彼らの暮らしを守ることに直結するのです。
ぜひ、私達のふるさとを守るこの活動を、次代を生きる子ども達にも伝えていくべく、一緒にアマモのタネを回収し、私達の手で海にまいていきましょう。

令和5年度 アマモの種とり体験(5月28日(日曜日)予定)

瀬戸内海国立公園

私たちの住む町に面する「瀬戸内海」は、日本を代表する自然の風景地として「国立公園」に指定されています。

ぜひ、四季折々に変化する美しい自然を満喫してみて!

環境省ホームーページ(環境省_瀬戸内海国立公園)<外部リンク>

海洋教育学習

今、私たちが享受する自然の恵みを次の世代にしっかりと引き継ぐことが”今を生きる”私たちの使命とし、次代を担う若者たちへ「学ぶ・守る・体験する」をコンセプトに、渚の交番「ひなせうみラボ」を拠点とした地域ぐるみで海洋教育に取組んでいます。

渚の交番「ひなせうみラボ」ホームーページ<外部リンク>
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