2026年8月 第77号 備前市議会だより おもな内容 P2〜 6月定例会の概要 P4  議案審議状況 P5〜 一般質問(質問者は15人) P13〜 各委員会審査 P16  次期定例会の予定ほか 今号の表紙は、日光山正樂寺(蕃山)の手水舎です。正樂寺は、天平勝寶年間(西暦749年〜757年)に報恩大師が開基したと伝えられ、備前四十八ヶ寺の一つに数えられています。 2ページ 6月定例会の概要 第2回定例会は、6月1日から26日までの26日間で開催されました。 本定例会は、市議会議員一般選挙後の初議会であったため、初日は議長選挙を初めとする議会の構成を整えました。 6月3日には、議案を上程し、新図書館建設工事の請負契約の変更ほか人事案件4件を採決しました。本定例会に提案された議案は27件(追加議案3件、報告6件を含む)でした。 一般質問は、6月11日から15日までの3日間で15人が登壇しました。 6月16日には、議案質疑と委員会付託を行い、追加提案された監査委員の選任同意案を不同意としました。 ●最終日には、再提案された監査委員の選任同意案に同意した後、委員長報告を経て、討論・採決の後に閉会しました。 ※討論となった主な議案は、次のとおりです ●新図書館建設工事の請負契約の変更【原案可決】 主な変更点は、1階ホールの壁及び天井の天然木仕上げを化粧パネルとし、可動式舞台を固定式とする。さらに屋外の植栽及びベンチの設置等を一部取り止め、駐車可能台数を37台から54台に増やすもの。 また、中東情勢の緊迫化に伴い原材料費、エネルギーコスト等が高騰し、資材の納期遅延が発生したことから、インフレスライド条項を適用して、適正な請負代金の設定及び適正な工期の確保を行うことを目的とする契約変更で、賛成多数により原案を可決しました。 【原案に反対】 ●多額の公費を投入する事業である以上、市民への説明責任は極めて重要。1階ホールの可動式舞台を固定式へ変更することは、市民の利便性への影響が懸念される。工期延長についても、市民への説明が十分とは言えず、今後の工程管理の明確な見通しが示されていない現段階では賛成できない。 ●これまでも工期延期を重ねてきた経緯があり、委員会審議でも1月末完成の確約はなかった。無理な計画を進めるのではなく、一度立ち止まって見直すべきだと考える。 また、300人収容ホールは天井高や800人収容の市民センターホールとの役割分担、収納式椅子の使い勝手などにも課題があり、施設全体の目的が十分整理されていない。 あわせて、資材不足や公共工事の工期遅延は自治体だけでは解決できない課題であり、市長会・議長会を通じて国へ改善を要望すべきことを申し添える。 ●令和8年度一般会計補正予算(第1号)【原案可決】 本補正予算では、観光船「備前丸」の運航に係る予算が争点となり、経費をかけずに、このことの意義についてもう少し議論を深めるべきで、ここで採決することに違和感があることから、委託料の増額を削除する修正案 修正動議@ とコンソーシアム方式による2年間の実証実験は、持続可能性や運航計画に疑問があり、人口減少や物価高を踏まえると、市の財政規模に見合った事業とは言い難く、慎重な議論が必要であるとして再考を求めるため、当初の計画どおり市の直営に戻す修正案 修正動議A が提出されました。 採決の結果、いずれの修正動議も賛成少数で否決され、賛成多数で原案を可決しました。 3ページ 【原案に賛成】 ●これまで、観光船「備前丸」は目的や運航計画が不明確で持続可能性にも疑問があるとして建造や関連予算に反対してきた。しかし、市の直営を見直し、運航事業者や旅行事業者、地域観光団体などが連携するコンソーシアム方式へ移行する今回の補正予算は、役割分担を明確にし、2年間の実証実験で成果を検証し、必要であれば撤退も視野に入れるという方針が示されたことから、運航計画が具体化したと評価し、担当課の努力に期待する。 ●観光船「備前丸」の建造には疑問があるものの、完成した以上は有効活用を図るべきと考える。現時点では、コンソーシアム方式による運航が最善策であり、専門家の知見を生かして観光振興につなげることを期待したい。一方で、採算性と安全性は十分に検証し、2年間の実証実験の結果を踏まえて、必要に応じて見直しや休止も含め柔軟に判断することを求めた上で賛成する。 【修正動議@に賛成】 ●観光船「備前丸」の運航をコンソーシアム方式へ移行する提案は、市が運航を民間へ委ねるものであり、無責任な対応だ。建造当初から目的や運航計画が曖昧で、万博活用も実現せず、計画性に欠けていた。目的の定まらない船に後から役割を与えることは難しく、運航は一旦中止し、売却や陸上活用などを含めて再検討すべきである。 【修正動議Aに賛成】 ●観光船「備前丸」を「既にあるから活用する」という考えでは根拠や覚悟が不十分であり、市民生活や福祉など優先すべき施策があると考える。本市の現状を踏まえれば、今こそ事業を見直し、方向転換すべき。修正案は事業を全面停止するものではなく、当初予算の範囲内でスポット運航を継続できる内容であることから妥当と考える。 ●観光船「備前丸」は、運航計画や採算性を十分に検討しないまま建造され、計画性に欠ける事業だったと考える。今回の補正予算も、不測の事態への対応ではなく新たな事業内容への変更であり、実質的には当初予算を上回る内容となっているため妥当とは言えない。まずは当初予算の範囲で事業を進めるべきであり、市民に説明できる計画性のある予算編成を求める立場から修正案に賛成する。 (広聴広報委員 藪内 靖) 各議員の賛否一覧 (表) 会派名 良知会 公明党備前市議団 日本共産党備前市議団 備前をかんがえる会 健志会 議員名 尾川 西上 山本 森本 奥道 中西 松本 立川 茂 藪内 石原 尾尻 青山 中村 杉原 藤原 賛成 反対 一般会計補正予算(第1号) 修正動議@ × × × × × 〇 〇 × × × × × × × × 2 13 修正動議A × × × × × × × 〇 〇 〇 〇 × × × × 4 11 原案 〇 〇 〇 〇 〇 × × × × × × 〇 〇 〇 〇 9 6 監査委員の選任同意(議案第74号) ― 〇 〇 〇 〇 × × × × × × × × × × 4 10 新図書館建設工事の請負契約の変更 × × × 〇 〇 × × 〇 〇 〇 〇 〇 〇 〇 〇 10 5 国民健康保険税条例の一部を改正する条例(専決処分の承認) 〇 〇 〇 〇 〇 × × 〇 〇 〇 〇 〇 〇 〇 〇 13 2 【表の見方】 1.「○」は賛成、「×」は反対、「−」は表決に加わっていないことを表します。 2.■は討論を行った議員を示します。 4ページ 議案審議状況 6月定例会では、市長提出議案21件、報告6件が審議されました。審議結果は、次表のとおりです。 令和8年度 各会計補正予算案 審議結果 議決形態 一般会計補正予算(第1号) 原案可決 賛成多数 国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号) 原案可決 全会一致 介護保険事業特別会計補正予算(第1号) 原案可決 全会一致 企業用地造成事業特別会計補正予算(第1号) 原案可決 全会一致 水道事業会計補正予算(第1号) 原案可決 全会一致 病院事業会計補正予算(第1号) 原案可決 全会一致 条例改正案 審議結果 議決形態 職員特殊勤務手当支給条例の一部改正 原案可決 全会一致 職員等の旅費に関する条例の一部改正 原案可決 全会一致 税条例の一部改正 原案可決 全会一致 学校給食共同調理場設置条例の一部改正 原案可決 全会一致 家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正 原案可決 全会一致 特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業並びに特定子ども・子育て支援施設等の運営に関する基準を定める条例の一部改正 原案可決 全会一致 病院事業使用料及び手数料条例の一部改正 原案可決 全会一致 人事案件 審議結果 議決形態 監査委員の選任同意(議案第74号) 不同意 賛成少数 監査委員の選任同意(議案第76号) 同意 全会一致 農業委員会委員の任命同意 同意 全会一致 教育委員会委員の任命同意 同意 全会一致 固定資産評価員の選任同意 同意 全会一致 三国地区財産区管理委員の補欠委員の選任同意 同意 全会一致 その他 審議結果 議決形態 新図書館建設工事の請負契約の変更 原案可決 賛成多数 調停の成立 原案可決 全会一致 専決処分の承認 審議結果 議決形態 税条例等の一部改正 承認 全会一致 国民健康保険税条例の一部改正 承認 賛成多数 報告 審議結果 議決形態 令和7年度継続費繰越計算書 報告 ― 令和7年度繰越明許費繰越計算書 報告 ― 令和7年度繰越計算書 報告 ― 損害賠償の額の決定及び和解(専決処分) 報告 ― 5ページ 一般質問の要旨 登壇した13議員の一般質問通告事項は次のとおりです。 (表) 質問議員 質問事項 1 森本洋子 1 「住み慣れた地域で暮らし続ける」について 2 トイレ整備について 3 熱中症対策について 4 防災について 2 中村国広 1 国際バカロレア教育を通して 2 ALTについて 3 浦伊部の新道について 4 備前焼伝統産業会館の改修について 3 杉原五郎 1 備前丸について 2 日本遺産を用いた観光振興について 3 移住・定住について 4 藤原智恵 1 小中学校の再編の在り方について 2 不登校支援について 3 最近の不祥事について 5 尾尻雄平 1 公共施設(備前市美術館・ビーテラス・新図書館・備前丸)の在り方について 2 デマンドタクシーについて 3 若者定住支援、住宅取得補助制度及び空家活用について 6 藪内 靖 1 公共交通の充実について 2 日生運動公園のテニスコート改修工事について 3 寒河駅前整備について 4 備前市美術館について 5 人事異動の実態とその実施方針について 7 立川 茂 1 市民目線による備前市の課題について 2 「オーガニックビレッジ」構想への取組について 8 奥道光人 1 備前市電子地域ポイント(ビーポイント)について 2 備前陶器窯跡について 3 人口減少対策について 4 子育て支援について 9 尾川直行 1 国勢調査2025年速報値と地域未来戦略について 2 新図書館づくり諸施策推進について 3 文化創造都市づくりへの取組を 4 空家対策、都市再生整備計画実施について 10 西上徳一 1 県道バイパス建設と佐山地区の未来について 2 佐山地区が誇る歴史的遺産の学術的価値と文化財指定について 3 女性が変える未来の農業推進について 4 国の大型予算を活用した農業農村整備と本市の農業基盤強化について 5 鶴海地内宅地造成分譲事業の完成後 11 松本 仁 1 3つの日本遺産を巡る周遊型観光について 2 備前丸について 3 図書館の蔵書について 4 市営バスのルート変更・新設について 5 備前市住宅リフォーム助成補助金について 12 中西裕康 1 水道料金の基本料金減免の継続を 2 国民健康保険税の1世帯1万円の引き下げを 3 市内全ての高校生に通学補助を 4 小中学生の修学旅行への援助を 5 補聴器購入制度の拡充を 6 後期高齢者医療保険料の引き下げを 7 介護保険料の引き下げを 8 公共交通会議に当事者の参加を 9 吉永での企業用地造成に伴う家屋移転について 10 「北前船」の活用については住民投票を 11 選挙の投票率の向上を目指して 13 青山孝樹 1 令和8年度施政方針より 2 ビーテラスの活用について 3 学校給食に市内産米を活用した食育について 4 本市のスポーツ行政について 14 石原志 1 三石小学校講堂の保存状況について 2 吉永総合支所の耐震化工事について 3 吉永駅南周辺整備事業について 4 備前市の最優先課題は何か 5 学校統廃合計画について 15 山本 成 1 観光振興について 2 公共交通について 3 空家対策について 4 人口減少対策について 5 スクールドックについて 6 片口グラウンド(伊部運動公園)について 7 伊部公民館について 6ページ 住み慣れた地域で暮らし続けるには 公明党備前市議団 森本 洋子 問 限界集落の定義は、住民の50%以上が65歳以上の集落。吉永地域の住民の方とお話をさせていただいた中で、「高齢化で、老人会を解散。移動販売を利用できない。一人暮らしで、草刈り等できない。免許を返納したら、買い物や病院に行けない。」との不安な声をお聞きした。しかし、「できるだけ長く今、生活している場所で暮らしていきたい。」との声もある。本市としての支援、今後の取り組みは。 市長 市内には、215の行政区があり、そのうち限界集落は70区、32.56%の行政区が該当。日常生活の交通手段の確保、周辺の環境維持が極めて厳しい状況であると認識している。区会等へ補助金の交付、デマンドタクシーの配置を引き続き実施していく。必要な生活基盤をどう守るか、地域の方々と協力しながら議論を進めていきたい。 問 全国には、地域おこし協力隊を活用して、地域の再生に取り組んでいるところもある。本市も活用してはどうか。 市長 外部の人材を招き入れ、地域の活力とする取り組みは非常に有効だと考えている。本市においても、限界集落におけるコミュニティの維持を担う協力隊の導入について、地域側の受け入れ態勢の構築と併せて、検討を進めていく。 (表)限界集落等の行政区数及び割合 区分 行政区数 割合 備考 65歳以上の人口が50%以上 70 32.56% 限界集落 65歳以上の人口が40%以上 149 69.30% 60歳以上の人口が50%以上 135 62.79% ※全行政区数:215 これからの市政に望むこと 健志会 中村 国広 現場の声を大切に、子どもを中心にすえて施策を考え、実践していく 問 令和4〜7年度に行われてきた国際バカロレア(IB)教育の事業をどう総括しているのか。 教育長 文部科学省の求める探究とIB教育の探求は、親和性が高いが、市内全小中学校でIB教育を実施することには、課題が多かった。約1.3億円の事業であったが、IB教育を実践するために必要な指導体制を整備できず断念した。 問 令和7年度ALT事業をどう総括しているのか。 教育長 学校や生徒、保護者、ALTに対し、混乱や寂しい思いをさせたことに対し、お詫びを申し上げる。学校現場との協議を経て、今後のALTの適正配置に努める。直接雇用と外部委託については、それぞれのメリット、デメリットを含めて検討していく。 問 浦伊部の新道について現状と今後の予定は。 市長 市道浦伊部線は、今後伊坂川から桜土手まで(令和9年度をめどに)整備する。周辺の土地利用は、サウンディング型市場調査を実施し、民間活力も視野に入れて、具体的な基本構想を策定していく。取得している土地の維持管理は、家屋が隣接する箇所から優先的に草刈りを実施していく。 建設部長 令和9年1月までに市場調査を終え、令和8年度中に住民説明会を行う。 問 JR伊部駅の現状をどう捉えているか。 市長 JR伊部駅の跨線橋等の老朽化やバリアフリー化についての課題は認識している。JRホーム内の設備はJR西日本の管轄であるため、市の改修等が難しいところであるが、あらゆる機会をとらえて要望を伝えていく。 (画像)市道浦伊部線 7ページ 将来の市民にツケを残さず備前の稼ぐ力の最大化を 健志会 杉原 五郎 備前丸の活用と財政リスク管理について 問 持続可能な資産とするため、内覧会結果の活用や民間の知恵を融合するコンソーシアムの実務運用を問う。一方、数年後の修繕費等を見据え、将来の市民に負担を先送りさせないよう、赤字時の撤退ラインを含めたリスク管理計画を求める。 市長 アンケート結果は運営方針に反映し、運航や企画等の専門事業者が連携する体制で事業化を進める。採算性を重視し、赤字見込み時は客観的データに基づき休止を含めた見直しを判断する。 日本遺産をつなぐ観光振興について 問 備前焼や旧閑谷学校等を個別に紹介せず、滞在時間の延長や消費拡大に結びつける周遊ルートとしてつなぐ戦略と、改装中の美術館別館の役割を問う。 市長 近隣市町村と連携し広域的な観光ルートを開発する。別館は展示にとどまらず、歴史・体験・購入までをつなぐ「入口(ハブ)」機能を持たせる。 マーケティング視点の移住定住施策を 問 一過性の補助金に頼らず、経済活動や教育を含めた「独自の定住ストーリー」の構築を問う。ふるさと納税寄附者等、市のファンを見込み客と捉え、部署を連携し、横断的に業務を行う戦略的アプローチを提案する。 市長 若者の多様なビジネス(創業等)に対応できる拠点づくりを研究する。今後、関係部署が横の連携を図り、寄附者を対象とした移住定住へのアプローチを検討する。 (画像)改装中の美術館別館 子ども達の為の教育の在り方とは 健志会 藤原 智恵 問 小中学校の再編と在り方について、教育長就任後1年が経過したが、検討状況は。 教育長 急激な少子化により、適正配置を検討する入口に差し掛かっている。コミュニティスクールなどの場において地域、保護者や先生方の声に耳を傾けつつ適正規模・適正配置を検討していく。 問 学校の再編が議論になれば、住民が最も心配するのは「地域の衰退」ですが、地域振興・コミュニティ維持・跡地活用などについての見解は。 市長 まちづくりの観点から教育委員会と連携し、積極的に取り組んでいく。 問 学校再編の枠組みについてのビジョンは。 教育長 「子どもたちに質の高い教育環境と、豊かな社会性を育む環境」を整備することを第一に考え基本計画の策定等の準備を進める。 問 不登校支援について、出席扱い制度の判断は各校の校長に委ねられているが対応がまちまちになっていないか。 教育長 各学校へ周知している。教育委員会と学校とが緊密に連携を図り常に指導助言を行っている。 問 備前市には不登校支援をしようとしてくれている個人、団体、NPOなどが沢山あるが、他部署、他団体との連携の必要性は検討されているか。 教育長 連携の必要性を強く感じている。取組のさらなる拡充に向け関連機関との連携を図っている。 (グラフ)不登校児童生徒数の推移 R6 計 353,970 中学校 216,266 小学校 137,704 (グラフ)1,000人当たりの不登校児童生徒数の推移 中学校 67.9 計 38.6 小学校 23.0 出典:令和6年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査(文部科学省) 8ページ 市民目線で市政に問う持続可能な備前市政へ 備前をかんがえる会 尾尻 雄平 問 公共施設(美術館・ビーテラス・図書館・備前丸)について。 「新しい施設を建てても利用者はいるのか。」 「維持管理費は大丈夫なのか。」 「本当に必要な事業なのか。」 大型箱物施設や備前丸について、建設・整備を決定する際にどのような費用対効果や利用見込み、維持管理費まで含めた長期的な収支計画を検討されたのでしょうか。 また、市民への説明責任についてどのように考えておられるのか。 市長 各施設の維持管理費【美術館:1億717万円】【ビーテラス:3,250万円】【図書館:5,000万円(人件費を除く)】【備前丸:2,458万円】更新費用、大規模修繕費、改修費を含まない。 当初想定していた活用との間に差が生じると認識しており具体的な活用方針を早期整理したいと考えている。 問 デマンド交通事業について。 現在の運行時間を午前のみとしている理由・高級車である理由・午後の運行について検討しているのか。地域のタクシー事業者との共存や事業全体の見直しについて市長のお考えをお聞かせください。 市長 午前中の利用が圧倒的に多いため12時までに時間を短縮。当初は国産車の予定がコロナの影響で当該車両となった。 問 若者定住支援及び住宅取得補助制度について。 過去の住宅取得補助制度や若者支援制度を廃止、縮小した理由はなぜか。今後の支援策を検討する考えはあるのか。 市長 新たな補助制度の創設において、既存の移住・定住支援策の制度を含めて総合的に組みなおす必要があると考えている。 令和9年度以降の美術館は 備前をかんがえる会 藪内 靖 JR寒河駅前の整備について 問 進捗状況と今後の整備計画は。 市長 現在、工事発注に向けた準備を進めている。入札・契約手続きについては、8月中の実施を目指しており、工事着手時期は、契約締結後、請負業者と工程調整を行い、早期着手に努めたい。駐車区画は約36台を計画しており、完成時期は年度内を目指して取り組んでいる。 備前市美術館について 問 備前市美術館に関するお金の流れと今後について。 市長 開館後の美術館及び財団に係る本市の予算及び決算額は、令和6年度決算額で1億4,892万7千円、令和7年度予算額は約3億266万1千円、令和8年度予算額は約2億2,547万9千円。 なお、指定管理は、本年度が最終年度となるため、これまでの運営実績や決算状況を精査し、令和9年度以降の運営方法については抜本的見直しを検討する。 人事異動について 問 退職者及び精神疾患による休職者が増加すると市民サービスの低下が懸念されないか。 市長 現状として、定年前の早期退職・普通退職者の増加や、採用確保の苦慮、休職者増も含め、人事を行うに当たり大変厳しい状況であります。また、異動の前後で市民サービスの低下を招かぬよう、他の職員の業務的・心理的負担にならぬよう配慮してまいります。 9ページ 備前市の課題とゆめ政策について 備前をかんがえる会 立川 茂 〜市民目線の課題〜 問 安心して乗れる交通手段を、移動の自由を。 市長 市営交通では、多様なニーズに対応しきれておらず、市民の皆様の満足度が十分でない状況は把握しており、路線やダイヤの検討を引き続き行ってまいります。 問 三石地区では民間タクシーが廃業したが。 総合政策部長 吉永タクシーが迎車料なしで対応していると聞いている。 問 公共施設マネジメントは進んでいるのか。 副市長 令和7年度は、備前市市民センター、日生市民会館、吉永地域公民館の施設のあり方を検討するため、昨年9月にプロジェクトチームを発足、今年度に入り施設マネジメント推進課を新設している。除却する施設も特定し、順次対応し、施設の総量適正化による将来負担軽減を目指し、進めてまいります。 〜オーガニックビレッジ構想への取組について〜 問 市長が考える有機農業の研究・活用について。 市長 有機農業が地域農業の持続性を高め、地域の活性化につながる手段であると認識している。 問 庁内横断的なワーキングチームの設置は。 市長 有機農業の推進は農政部局だけでなく、学校給食、地域ブランド、販路開拓、担い手確保、移住・定住など地域づくり全体につながる取組であることから、関係部局が連携できる庁内推進体制についても検討する。 市民の声を市政に 公明党備前市議団 奥道 光人 問 ビーポイントについて。 導入経費・月額利用料の軽減は可能か。 市長 決済方法にスマホのQR決済方式を導入してほしい。機械が不要となり、使用料も550円になる。新規事業の開始はない。今後、地域経済の活性化につながる事業は追加する。 問 備前陶器窯跡の保全と活用について。 南大窯跡付近の保全と観光地としての歴史公園を整備すれば。 市長 保護は遺跡内の排水路や遊歩道の整備、支障木の伐採等関係機関と協議する。伊部周辺の歴史公園化は、「備前市公共施設個別施設計画」で歴史民俗資料館の方針方向性を検討中である。 問 人口減少対策への取り組みは? 市長 定住を促す魅力ある市としての施策とともに人口規模に見合う「最適化」が必要。「安心と豊かさを実感できる持続可能な備前市」を実現する。 問 子育て支援について。 「家庭育児応援金」削減の影響で保護者の経済的支援が必要ではないか。 市長 対象者に4月30日発送の郵便で連絡した。 「出産祝い金」の再開とともに、妊娠・出産の希望が叶う環境の整備をするとともに民間団体やNPO法人、困難を抱える児童と家族への支援など、子育てしやすい環境づくりに尽力している。 10ページ 「国勢調査2025」と「地域未来戦略」について 良知会 尾川 直行 問 「国勢調査速報値」、総社市出身日本製鉄轄。井正社長の「鉄鋼業界の事業環境と経営戦略」から地場産業の環境変化へ対応、岡山セラミックスセンター(OCC)の今後と、市の「地域未来戦略」への対応は。 市長 国勢調査速報値は重く受け止めている。鉄鋼業界の動向、経営統合は、省エネ・環境対応設備への投資、経営基盤の強化と観測している。耐火物産業は主たる産業で、機会あるごとにトップセールスによる企業訪問や、関係団体から情報収集に努め、方策を十分検討する。OCCの役割と期待は、鉄鋼メーカーのCO2排出量削減の課題に、水素還元製鉄や大型電気炉製鉄法へ耐火物の開発研究が期待され、引き続き同センターへの研究開発等の事業を支援していく。 「文化創造都市づくりへ取り組むべき」 問 地域資源(芸術・文化・歴史・読書文学)を生かし地域活性化に「文化創造都市」を目指すべき。 市長 文化創造都市づくりへは、「第3次備前市総合計画」を進め、新たな美術館や図書館を文化の拠点に、文化資源に限らず、文化芸術の交流を深めることで、誇りを持てる街をめざす。 「新図書館の運営方針、新図書館長の業務は」 市長 司書は正規職員2名採用(現在は館長を含め4名)。運営方針は館長と担当者で対応を進めている。館長の処遇は、特定任期付き職員で採用。 教育長 新図書館運営は、市民が自由に使い、居心地よく過ごせる図書館を目指す。ビーテラス、美術館と連携し、市民の参加できる企画、図書館サポーターを募集し、取り組んでいく。館長の思いは「市民とともに成長する図書館」を目標としている。新図書館長は、教育委員会会議には出席していない。 (表)国勢調査結果(市町村別の人口及び世帯数) (単位:人・世帯・%) 令和7年10月1日(速報) 人口総数 世帯総数 1世帯当たり人員 令和2年10月1日(確報) 人口総数 世帯総数 令和2年との対比 人口 増減数 増減率 世帯 増減数 増減率 備前市 28,619 12,756 2.2 32,320 13,486 ▲3,701 ▲11.5 ▲730 ▲5.4 岡山市 707,916 334,408 2.1 724,691 327,620 ▲16,775 ▲2.3 6,788 2.1 玉野市 51,975 23,426 2.2 56,531 24,090 ▲4,556 ▲8.1 ▲664 ▲2.8 笠岡市 41,404 17,537 2.4 46,088 18,466 ▲4,684 ▲10.2 ▲929 ▲5.0 新見市 24,900 10,804 2.3 28,079 11,324 ▲3,179 ▲11.3 ▲520 ▲4.6 瀬戸内市 34,668 14,056 2.5 36,048 14,068 ▲1,380 ▲3.8 ▲12 ▲0.1 赤磐市 40,948 16,478 2.5 42,661 16,439 ▲1,713 ▲4.0 39 0.2 和気町 12,336 5,174 2.4 13,623 5,296 ▲1,287 ▲9.4 ▲122 ▲2.3 岡山県ホームページより抜粋 県道バイパス建設と佐山地区の未来について 良知会 西上 徳一 問 進捗状況と今後の見通しは。 市長 令和12年度までの計画的期間で整備が進められ、計画期間内の完成を目指して推進していく。 問 開通後の周辺地域の生活環境の変化は。 市長 通過交通の分散による生活環境の改善と利便性向上につながるものと期待している。 問 開通後の産業振興は。 市長 人や物の流れが活発になることで、周辺地域の産業振興に寄与するものと考えている。 佐山地区が誇る歴史的遺産の学術的価値と文化財指定について 問 惣田奥古墳群、佐山東山古窯跡群の学術的価値について。 教育長 大変重要な遺跡であると認識している。 問 保護・顕彰について。 教育長 いまだ調査されていない複数の古墳が点在しており、今後も文化財調査の進捗状況や重要性、地権者の同意、維持管理体制等を考慮しながら検討していく。 国の大型予算を活用した農業農村整備と本市の農業基盤強化について 問 国の大型予算獲得と基盤整備の推進について。 市長 仕組みや採択に向けた手続きを把握する必要がある。関係機関へ相談を行いながら検討したい。 問 昨年の池枯渇危機を踏まえた今夏の干ばつ対策は。 市長 渇水により、ため池に給水を行った佐山地区及び県の渇水対策事業部局と情報共有を行っているほか、吉井川水系の水利用連絡協議会において対応手順、役割分担を確認している。 (画像)惣田奥12号墳 石棚をもつ横穴式古墳 11ページ 新観光船、備前丸に更に2,458万円の経費、本格就航に2年の歳月も? 日本共産党備前市議団 松本 仁 問 3つの日本遺産を巡る周遊型観光を試行してはどうか。 市長 過去したことはない。今後も予定はない。 備前丸について 問 海と、船に関係した専門家や議員、市長を乗せて、波の高さ1m、1.5mの天候の中で乗船してもらい、運航での意見を聞いてはどうか? 市長 これから編成するコンソーシアム(共同事業体)内で検討する。 問 民間のコンソーシアム(共同事業体)を設け、約2年かけて備前丸の観光ルートの開拓や採算の見通しなどを調査する実証運航に取り組み。予算に2,458万円が計上されています。何故2年もかかるのでしょうか。 市長 運航のプロモーション活動や、実証ツアーを経て、ツアー商品を開発する期間として、また、航路運航許可の申請など2年程度必要と考えている。 問 事業を委譲するにあたって、追加予算が生じるのでは。 市長 現時点では、追加費用は想定していない。 問 住宅リフォーム助成金は今年は1,500万円、5月で締切。アップはできないのか。 市長 本事業の効果を検証しつつ、限られた予算で多くの方に行き渡るよう補助要件の見直しを図っていく。 問 市営バスのルート変更、新設は可能か。 市長 令和5年度から要求に沿えなかった案件は5件。車両制限令で道路幅員が十分でないことから認められていない。頭島線のダンカバチから頭島郵便局へのルート新設は、警察との協議で郵便局前での旋回が安全、スムーズにできないので不可となっている。警察との協議で認められれば可能。 (画像)観光船「備前丸」 水道料金基本料の無料化は9月から 日本共産党備前市議団 中西 裕康 水道料金基本料の無料化を 問 市民生活は物価高、追い打ちをかけるようなアメリカとイスラエルが仕掛けた中東での戦争に伴う石油危機の中で深刻な生活危機に陥っている。市長はどのように市民を守るのか。経費のかからない水道料金の基本料金の免除を行ってはどうか。これまでも市民に歓迎されていた施策だ。 市長 国の重点支援地方交付金の追加交付もあり9月から実施をしてまいりたい。 最も移動困難な当事者の参加を 問 バスやデマンドタクシーなどの最高意思決定機関「備前市公共交通会議」のメンバーの住民代表はすべて車の運転ができる人で構成されている。免許返納の方、障がいを持った方等の当事者を参加させるべきではないか。 市長 免許返納の高齢者、障がい者の方、ケアマネージャーの専門家の参加も考慮してまいります。 (画像)デマンドタクシーとバス 公共工事に伴う移転先は市内に 問 吉永での企業用地造成で家屋移転があったが何件市外への移転となったか。 市長 家屋移転は4件あり、2件が市外への移転となった。 問 公共工事による家屋移転については細心の配慮を図り市内に引き続き住んでいただけるようにすべきで、このような形で人口減を招くことをどのように感じているか。 市長 本末転倒です。 12ページ 質の高い行政サービスの推進とは 健志会 青山 孝樹 問 「職員の聞く力を大切にする」、「自立型職員の育成に努める」、「管理監督職員のマネジメント能力の向上を図る」、それぞれについてのお考えは。 市長 「職員の聞く力」を大切にし、職員一人一人が市民の声をしっかり聞いて市民サービスに反映していく、そのための系統立てた育成研修を実施する。 「自立型職員」とは、各々の能力を効果的に高めるための自己学習ができる職員のことである。また、「管理監督職員」には、人材育成の視点を忘れず、職員との対話を通して職場の幸福度を上げるなど、マネジメント能力の向上を図ってもらう。 問 部活動の地域展開、課題と今後の取り組みは。 教育長 指導者の確保や認定団体とのルール作り、生徒の移動手段の確保などが課題。  今後は、保護者や学校へのアンケート調査を実施し、学校や保護者、スポーツ及び文化芸術関係者等を構成員とした協議会を設置する。必要に応じて専門的知見を持つアドバイザーの招請を行う。 問 「学校給食に市内産米を活用した食育」今後の進め方についての考えは。 教育長 子どもたちが田植えや稲刈りの体験を通じて、生産の大変さを体感することや、育てたものを食べる喜びなどは、食育の観点から有意義である。また、無農薬栽培には、自然との共生や環境にやさしい側面があり、無農薬米は食育や環境教育の題材に十分なり得ると考えている。 (画像)三石SDGs有機無農薬田植え祭り2026 吉永駅南周辺整備事業の今後について 備前をかんがえる会 石原 志 三石小学校講堂の文化財としての保存について 問 文化財として保存の進捗状況は。 生涯学習部参与 文化財としての価値について、専門家のご意見を伺いながら、現在調査を行っている。 吉永総合支所の改築工事について 問 建設予定地、建設方法、建設時期は。 市民生活部長 令和7年度において吉永総合支所整備事業基本構想を策定し、各種検討を行っている。令和8年度中に基本設計に着手、予算化を進める。建設予定地は現在の総合支所の敷地内で建設する方針で、早い時期に地区説明会を開催する予定。 吉永駅南周辺整備事業について 問 進捗状況と課題、今後の進め方は。 建設部長 進捗状況については、具体的な進展はない。課題については南口整備にあたって、駅舎の新設や自由通路の整備、用地の確保、事業費及び将来にわたる維持管理費の負担等整理すべき複数の大きな課題がある。市としては駅利用者の利便性の向上や周辺地域のまちづくりの視点に加え必要な財源を確保できるか勘案しながら引き続きJR西日本と協議を行う。 備前市の最優先課題 問 地区ごとの課題について。 総合政策部長 昨年「持続可能な地域社会総合研究所」の藤山所長より、本市の小学校区ごとの人口推計と人口安定化のための定住増加目標を示していただいた。各地区とも目標の達成には高いハードルがあることを認識したが、地域の皆様と分析結果を共有し、将来を考える機会としてワークショップのモデル事業を開催企画したい。 (画像)三石小学校講堂 13ページ 地域の資産を未来へつなぐ 良知会 山本 成 問 観光協会のホームページがリニューアルされて素晴らしいホームページになっている。リニューアルされてSNSのリーチ数が前月比3倍になったと聞き、観光に期待が持てる。今現在の観光客は、近隣市町村が多く、備前市へは滞在時間が短いので、地域経済への波及効果が少ない。観光資源を点ではなく線にして市内を周遊する観光ルートをつくるべきでは。 産業観光部長 観光事業者・観光協会・地域事業者等と連携を図りながら新たな観光ルートを磨き上げ情報発信に努めてまいりたい。 問 伊部公民館は、今後どのようにお考えか。 市長 「公共施設個別施設計画」の中で、公民館の具体的な方針や方向性の検討を進めているところであり、ご理解願いたい。 問 片口グラウンドは、高齢者から子どもまで利用頻度が多い。倒壊の危険性のある休憩所だけでなくあまり使用されてないテニスコートなどグラウンド全体を改修すべきではないか。 市長 休憩所については、今年度解体撤去し、新設する。またグラウンド全体の改修や、テニスコートの利活用については、「公共施設個別施設計画」の中で、具体的な方針、方向性の検討を進めている。 (画像)片口グラウンド 予算決算審査委員会 予算決算審査委員会は、6月23日令和8年度一般会計補正予算(第1号)を審査した結果、原案どおり可決し、本会議に報告しました。 ■令和8年度一般会計補正予算(第1号)〔原案可決:少数意見の留保あり〕 観光船「備前丸」の運航等に係る委託料【2,458万6千円】に関する修正案2件が提出されましたが、賛成少数で否決となり、原案を賛成多数で可決しました。 なお、「備前丸」の運航について、運航を止め、しっかり検討することが必要であるという少数意見が留保されました。 (画像)備前丸 《補正予算(第1号)の主な新規事業内容》 事業名 予算額(千円) 事業概要 ビーテラス室内遊び場整備事業 11,000 ビーテラス3階フロアに、映像・音響設備を設置し、体験型遊び場を整備する。 粗大ごみ収集受付システム更新事業 5,153 粗大ゴミの収集受付をオンラインで24時間可能にするシステムの追加を行う。あわせて、端末更新、既存データの移行、設定作業等を行う。 観光船「備前丸」運航 24,587 より集客力が高く持続可能な運航体制を構築するため、運航事業者、旅行事業者、地域観光組織等と連携した「コンソーシアム方式」による委託に移行する。 市内中学校屋内運動場空調機設置事業 16,500 市内5中学校の体育館に空調機を設置する。生徒の熱中症対策とともに、避難場所としての設備を整備する。 移動図書館車両更新 5,618 現行の移動図書館車が運行開始から20年を経過したため、新規軽自動車タイプの移動図書館車を導入し、移行していく。 (予算決算審査委員 中村国広) 14ページ 総務産業委員会 総務産業委員会は、6月17日、19日に開催し、付託された案件の審査ほか、所管事項を調査しました。議案はいずれも原案可決と決し、本会議に報告しました。 ■議案第66号 備前市職員特殊勤務手当支給条例の一部を改正する条例の制定[原案可決] 在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律の改正に伴い、備前市職員特殊勤務手当支給条例に規定する外国勤務手当について国の基準に準じて関係規定を整備するものであり、全会一致で可決しました。 ■議案第67号 備前市職員等の旅費に関する条例の一部を改正する条例の制定[原案可決] 国家公務員等の旅費支給規程の一部を改正する省令の施行に伴い、備前市職員等の旅費に関する条例に規定する都道府県ごとの宿泊費基準額を国の規定に準じて改正するものであり、全会一致で可決しました。 ■議案第59号 令和8年度備前市企業用地造成事業特別会計補正予算(第1号)[原案可決] 福満企業用地造成に伴う電柱の支障移転に係る補償金の増額と、それに伴う繰入金の増額であり、全会一致で可決しました。 ■議案第60号 令和8年度備前市水道事業会計補正予算(第1号)[原案可決] スマートメーターの購入費や、導入に伴う量水器取替業務に係る事業費に、国の地域未来交付金を財源とした一般会計からの補助金を計上したものであり、全会一致で可決しました。 ■所管事務調査から 〇地域未来交付金の取り組みについて 本市の取り組み状況について、令和8年1月に募集があったが、巨額な費用を要し、国・自治体・企業が一体となって相当な覚悟を持って行わなければならないとの説明がありました。委員から、担当者を決めて組織的に対応すべきとの指摘に、情報収集に努め対応するとの回答がありました。 〇河川浚渫・樹木の伐採の状況について 県と市で連携して土砂及び支障木の除去を計画的に実施している。県管理河川は、昨年度金剛川外3河川を浚渫していただいている。市管理河川は、昨年度不老川外5河川を浚渫し、本年度は7河川を予定している。 残土処分場については、受け入れは開始しているが受け入れた事例はない。また、通路幅員の拡幅を行うための工事発注を行っているとの説明がありました。 〇備前観光協会との役割分担について 備前観光協会とは週1回程度定例的な協議を行い、進捗状況等の話し合いをしているとの説明がありました。委員からは、観光客を増やしていくことが目的であり、任せきりではなくしっかり取り組んでいただきたい。また、市の担当課と観光協会との役割分担など住み分けを明確にすべきとの意見がありました。 (総務産業委員長 青山孝樹) 15ページ 厚生文教委員会 厚生文教委員会は、6月3日、18日、22日に開催し、付託された案件の審査ほか、所管事項を調査しました。審査議案はいずれも原案可決となり本会議に報告しました。 ■議案第73号 備前市新図書館建設工事の請負契約の変更について[原案可決] 2月定例会本会議で否決された契約議案が再提案され、工事期間をさらに7か月延期して令和9年1月31日までとすることによる経費として約6,670万円の増額。中東情勢の影響を大きく受け、建設資材の高騰やそもそも資材の入手が遅れている現状に対して、インフレスライド条項を適用して3,600万円増額。内装工事や舞台工事、発電設備工事、外構工事などで総額8,800万円の減額。変更契約額1,472万9千円を増額して30億3,523万円とするものです。財源として、国庫補助金、過疎対策事業債が充当されます。執行部より詳細な説明を受け、賛成多数(賛成5:反対2)で可決としました。なお、6月3日に現地視察を行い工事の進捗状況等の確認を行いました。 (画像)新図書館を視察中 ■議案第69号 備前市学校給食共同調理場設置条例の一部を改正する条例の制定について [原案可決] 2月定例会で否決された議案が再提案されました。 老朽化による吉永共同調理場を閉鎖とし、三石小・中学校は日生共同調理場より、吉永小・中学校は伊里共同調理場より搬送する案に対して、委員から質疑がありました。市内3か所の調理場にはまだ余力もあり、「配食について問題はない」との考えが示され、全会一致で可決しました。 ■報告事項 所管各部局より報告がありました。 環境課からは、穂浪地内にて保管され、令和6年7月より搬出作業が行われていた、PFAS(使用済み活性炭)の搬出が、令和8年6月12日を以て完了した報告がありました。地域住民の皆様に大変ご心配をおかけしましたが、大過なく終了できました。 教育委員会からは、令和8年度の各こども園や小学校、中学校の生徒数や高等学校進学状況の報告があり、本市の少子化の現状が改めて示されました。また、備前市美術館の入館者数(令和7年7月から令和8年3月31日まで)が報告され、目標を上回る入館者であるとの報告でした。 ■所管事務調査(現地視察)から 6月18日(木)、施設の現状や来館者の掌握を調査したうえで、ビーテラスの現地視察を行いました。その後、備前市特別養護老人ホーム大ケ池荘の視察を行いました。 ビーテラスでは、1階のおもちゃ広場の状況、特に人工芝、設置されているおもちゃの状況などについての調査や、2階の公民館スペースの使用状況、さらに3階では今定例会に提案のある「映像及び音響設備を設置し、子供から大人まで映像に合わせて体を動かすことができる体験型の遊び場」となるスペースを確認しました。 大ケ池荘では、現状を確認しました。昭和58年4月30日に開設された同ホームは要介護3以上の高齢者の方の自立支援を基本として運用されてきましたが、施設の老朽化も至る所に見られ、入所者の皆様の日常生活への影響も多々見られる状況を確認することができました。 (画像)大ケ池荘を視察中 (厚生文教委員 奥道光人) 16ページ 暑中お見舞い申し上げます 公職選挙法により、議員が選挙区内にある者に対して寄附行為及び年賀(答礼のため自筆によるものを除く)などの挨拶状を出すことは禁止されております。 各位のご理解を賜りますようお願い申し上げます。 備前市議会議員一同 9月定例会の予定 9月2日(水) 開会:議案上程/提案説明・監査報告 9日(水)〜11日(金) 一般質問 14日(月) 議案質疑/委員会付託 15日(火)〜24日(木) 厚生文教委員会(15日、17日) 総務産業委員会(16日、18日) 予算決算審査委員会(24日) 29日(火) 委員長報告/議案採決/閉会 開会時刻は9時30分から 詳しくは議会事務局まで 電話64-1803 備前市議会ホームページでもお知らせします https://www.city.bizen.okayama.jp/ 編集後記 まばゆい真夏の太陽が照りつけ、見上げる青空に入道雲が湧き上がる季節となりました。 夏本番の暑さが一段と厳しさを増す今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。 6月から市議会議員としての活動が始まり、毎日が学びの連続です。地域を歩き、市民の皆さまと話すたびに、備前市には本当にたくさんの魅力と、まだ形になっていない可能性があると感じます。備前を思う一人として、このまちがもっと明るく、安心して暮らせる場所になるよう、少しずつでも前に進める活動を続けていきます。 夏になり暑くなる日も増えますが、水分をしっかりとり、熱中症に十分お気を付けくださいませ。皆様が健康で幸せな日々であることを心からお祈り申し上げます。 (広聴広報副委員長 杉原五郎) 備前市議会だより 第77号 令和8年8月発行 発行/備前市議会 編集/備前市議会広聴広報委員会 郵便番号705-8602 岡山県備前市東片上126 定例会号年4回(2月・5月・8月・11月)と臨時号を発行 ご意見・お問い合わせ 備前市議会事務局まで TEL 0869-64-1803 FAX 0869-64-1074 この議会だよりは再生紙を使用し、環境にやさしい植物油インキで印刷しています。 ユニバーサルデザイン(UD)の考えに基づいた見やすいデザインの文字を採用しています。