| 大内神社本殿
大内神社は、元禄16年(1703)以前に創建されたものと認められる。このことは、弘安8年(1285)の備前国百廿八社神位付神名帳の和気郡九社の中に正二位大内大明神とあり、そのほか応永31年(1424)の古社取調書や明応4年(1495)の神名記に大内大明神の神名が記されているうえ、宝物の一つに、延宝5年(1677)正月、香登小橋藤吉寄附と記した木製金泥塗の高麗犬一対があることでも明らかである。 本殿は、棟札によると元禄16年(1703)の建築で、檜皮葺、流れ造り三間社である。2本の丸柱を建てて内々陣をつくり、平面的には、中世的な性格をもったものである。妻の部分は、二重虹梁、大瓶束、蟇股、支輪を使用して、美しい構成になっており、江戸中期に完成された三間社神社建築である。 |