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 | 保健課 健康係 |
 | 健康 |
★メタボリックシンドロームとは? 内臓に脂肪が蓄積した肥満(内臓型肥満)によって、肥満症や高血圧、脂質代謝異常、糖尿病などの生活習慣が引き起こされやすくなった状態を『メタボリックシンドローム』と言います。
★メタボリックシンドロームの診断基準 日本肥満学会・日本動脈硬化学会・日本糖尿病学会・日本高血圧学会・日本循環器学会・日本腎臓病学会・日本血栓止血学会・日本内科学会の8学会のとりまとめによるもの。(2005年4月公表)
| 必須項目 | ウエスト周囲(※腹囲)が 男性85cm以上、女性90cm以上 | ※立った姿勢でへその高さを測定します。 | | または 内臓脂肪面積が 男女共に100平方cm以上に相当 | | 選択項目 | (1)高トリグリセリド(中性脂肪・TG) | 150mg/dl以上 | (1)〜(3)の項目のうち、2つ以上が該当 | | かつ または低LDLコレステロール | 40mg/dl未満 | | (2)収縮期(最大)血圧 | 130mmgHg以上 | | または拡張期(最小)血圧 | 85mmHg以上 | | (3)空腹時血糖 | 110mg/dl以上 | | (1)〜(3)のどれかですでに薬剤治療を受けている場合は、それぞれの項目に含めます。 | |
★なぜ内臓脂肪が増えると良くないの?
運動不足や食べ過ぎによってエネルギー過剰に残ってしまうと、皮下脂肪や内臓脂肪として蓄積されます。 皮下脂肪は腕やお腹など自分でもつまめるところにある脂肪ですが、内臓脂肪はお腹の中の「腸間膜」という膜にたまって内臓や血管をじょじょに圧迫していきます。 また脂肪細胞からはアディポサイトカインという生理活性物質が分泌されますが、この物質には悪玉と善玉があり、皮下脂肪細胞に比べると、内臓脂肪細胞の方が何倍も悪玉を分泌することが分かっています。内臓脂肪が悪いと言われるのは、内臓脂肪が増えれば増えるほど、悪玉アディポサイトカインが過剰に分泌され、糖尿病や高血圧症などの合併症が引き起こされるからです。 ちなみに内臓脂肪細胞は、皮下脂肪細胞より脂肪分解に関与する交感神経系のα及びβ受容体を約3倍持っているため、食事・運動で減らしやすくなっています。また内臓脂肪が減ることで、悪玉の分泌も正常に戻ってきやすくなります。
★アディポサイトカインはどんな働きをしているの?
◎ アディポネクチン (善玉) インシュリン感受性を高めて糖代謝を促進したり、血管を拡張して血圧の上がりすぎを抑えたり、抗酸化作用によって血管内皮細胞の損傷を修復し、動脈硬化を予防する働きなどがあります。内臓脂肪の細胞が巨大化すると、この物質の分泌量が減ります。そうすると、糖代謝異常、高血圧などの症状が現れ、メタボリック・シンドロームが進行していきます。内臓脂肪が減ると、アディポネクチンの分泌量が回復してきます。
● レプチン (悪玉) 適切な体重になった女性の思春期を開始させたり、視床下部の満腹中枢に働いて食欲をコントロールしたり、エネルギー代謝の亢進を介して体脂肪量の調節、飢餓への適応を調節しています。 過剰に泌されるとレプチン自体の作用を弱めて、レプチン抵抗性をもたらします。その結果、食欲がうまくコントロールできずに過食をします。
● TNF-α (悪玉 腫瘍壊死因子―α) 糖尿病に関係するもので、インシュリン受容体の働きを弱めて、インシュリン抵抗性を引き起こします。
● アンジオテンシノーゲン (悪玉) 血圧に関係するもので、血管を収縮させ、血圧を上昇させるホルモンにかかわります。 ● PAI-1 (悪玉 プラスミノーゲンアクチベーターインヒビター1) 狭心症や脳梗塞の原因となる血栓形成に関係して、動脈硬化を進行させます。 |
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