岡山大学 地域総合研究センターにおいて
                 
「備前市の行政評価」を開催しました!

 平成23年度から実施している、「まちづくり市民講座(備前市の行政評価)」の新たな試みとして、岡山大学の学生さんたちと一緒に、「備前市の行政評価」について、ディスカッションを行いました!

 非常に参考となる意見も多く、充実したディスカッションができました。今後は今回の意見も参考としながら行政評価システム改善及びより良い行政運営が実現できるよう努めていきたいと考えています。

開催内容
平成25年7月11日(木)
10:25〜11:55
選定事務事業について市職員から説明を受け、評価結果の
妥当性等について、学生の視点で点検・検証し、意見発表
11
参加

2つの事務事業について、職員から説明を受け、感じたこと、思ったことについて意見を交わしました
【選定事務事業】
 ・「観光推進事業
 ・「生徒指導推進事業

ディスカッションの様子

(岡山大学 地域総合研究センターにて)     
      



ご感想・ご意見
 ※事務事業評価シートは平成23年度の事業を評価したシートを使用しました。

◎事務事業評価シートについて、感じたこと、思ったことを教えてください。
  
・このシートの作成に要した時間は必要なのか。

・市民の人がこれを見るのだろうか。(誰に向かっての資料なのか)

・このシートが多少わかりやすくなっても、毎年欠かさずこのシートを見ようとはなかなか思えない。

・このシートのニーズはどのくらいなのか。このシートが無くなっても困る人はそう多いとは思えず、ホームページに掲載されているこのシートをどのように役立てたらよいのかよくわからない。

・ホームページ上に390ある事務事業のシートを公開しているが、そのページを見せられて全部を開いていく人などそう多くはいないはず。そうであれば、それを情報公開といえるのだろうか。やはり、利用できる情報、活用できる情報があってこその情報公開ではないのか。

・普通の人が見るなら、指標がどのように決まったのかなど、もっと情報がないと、深く内容を見ることができない。(良い取組みができているのかどうか判断できない。)ただし、文字数が増えると今度は見なくなると思う。

・評価がされっぱなしで終ってないか。例えば、このシートを3年分並べたら、そこに何か変化を見つけることができるのだろうか。

・いじめなどの問題は単年度ですぐに結果のでる取組みではないので、事務事業評価する事業ごとに単年度で評価できるもの、もう少し長期にわたって評価する必要があるものとをわけても良いのでは。

・シートの中に内部からの評価だけでなく、外部からの評価も入るともっと客観的になり、もっと問題が見えてくるのではないか。

・全体的に前年度と比べて何をやったのか。何を削ったのか。予算しか計上されていないので、全くわからない。

・事業に対して、積極的に改善された点などがわかると見る人も面白いのではないのか。
 改善されて良くなった点がわかれば、市民の方にも自分の市のことを誇りに思ってもらえるのではないか。チェックする側面、改善をアピールする側面双方がシートに表現されても良いと思う。

・事業の対象となった市民等の実際の声を入れてみても面白いのでは?

・シートが形式化しすぎており、自由意見などの記入ができない様式になっている。

・無理に指標を数値化するべきではないのでは。


◎各事務事業について、感じたこと、思ったことを教えてください。

 ★観光推進事業
 (1)全体的事項について
・昭和46年から事業が開始になっているにもかかわらず、なぜ成果指標は3年分のみなのか。

・事務事業の達成のために細事業に優先度をつけているが、これが事務事業の目的を達成するためには、適当でないように思われる。

・宣伝事業の優先度が高くなっているが、実際どこ(の地域)から来られたのかがわかっていないと、宣伝に効果あったことがつかめないのでは?(情報が伝わっているかどうかの調査もあっていいのでは。)

 (2)成果指標について
・そもそも100万人としている目標が、高い目標であるのかどうかが不明である。(きりが良かったから?)備前市の実力から考えて100万人は当然達成すべき人数であるのであれば、今回の結果87万人は、もっと努力が必要な数値ということになる。

・有効性の評価の欄で、成果指標達成率は80%未満となっているというチェック項目があるが、現在の目標値はこれにチェックを付けずに済むように設定しているようにも感じられる。(初めから80%以上を達成できる目標を設定しているのでは?)

・リピーター率を調査した方が良いのでは?

・備前市全体の観光客数の人数しか把握できておらず、観光スポットごとの人数がわかると、どこが人気であったのかも把握できるし、今後の対応も取りやすいのではないか。

・例えば「かきおこ」に対する観光客は増だけれども、それ以外は減っているなど個別にわかった方が良いのでは。

・成果指標が人の数ではなく、お金の額(経済効果額)とすることも考えても良いのでは?(そのほうがわかりやすいこともあるのでは?)

 (3)評価について

・平成23年度は予算を拡充したにも関わらず、観光客数(結果)は減少している。それにも関わらず、評価はC(普通)となっているのに、疑問を感じる。

・観光宣伝事業の優先度が高いのに観光客が減っている。それにも関わらず評価は普通以上であるのには疑問。また、悪化傾向の指標に対し、何ら原因等を記載(分析)出来ていないのは、楽観的過ぎるのでは?

・総合評価で、「観光産業は市の基幹事業であり・・・」との表現があるが、これは、過去からずっと変わってないのではないか。(過年度のコピーだけではないのか?)それよりは、現在の「C」(普通)評価を「A」や「B」評価に改善するための取組みなどを記載すべきでは?

・今後の方向性として「拡充」との判断であるが、観光客は減少傾向である。もっと何か(事業の取組み方等)考える必要があるのでは。

・例えば、成果指標の100万人を達成できて、評価が高くなっても、それが即ちこの事業が達成したものとはいえないのでは?備前に訪問した人達がまた来たいと感じたり、満足したと感じることのほうが大事だと思う。
そうでなければ、一時的な観光客の増員だけでしかなく、継続的な観光産業にはつながらないのではないか。

★生徒指導推進事業
 (1)全体的事項について

・事業の目的としては、諸問題の解決及び未然防止を図るとしているので、防止を目的としているスクールカウンセラーの事業の優先度を高くしたほうが良いのでは?

・予防の取組みとして、なやみの相談等当事者のみを対象とする事業だけでなく、道徳など学校全体に対する事業もあって良いのでは。

・事業費の中に、適応指導教室の建設費が含まれているが、経年で比較する場合、建設費の事業費が含まれているとの補足がない限り、適当な比較することはできない。

・シートの目的欄には、先生や親に対する取組みの記載があるにも関わらず、事業の対象がほぼ生徒のみになってしまっている。

 (2)成果指標について

・やっている事業は不登校生徒等に対する対策にも関わらず、成果指標は不登校生徒の出現率になっている。事業の効果は、復帰率等に現れるのではないか。

・予防的な取組みであるスクールカウンセラーであれば、出現率としての指標は理解できるが、優先度は適応指導教室の方が高いので、出現率を指標とするのは適当ではないのでは?

・出現率はその分母(全体生徒数)の大きさによって変化しやすい指標である。

・全国的な指標などの補足情報がないので、備前市の目標値がどのレベルを目指しているのか判断できない。

・そもそも、不登校の生徒数を成果指標にするのに疑問がある。100人中3人だった不登校生徒数が2人になったから、良かったとするのはどうなのか?

・事業の目的の範囲がとても広いにも関わらず、この不登校生徒の出現率だけで判断しているのはおかしい。(この事業であれば、もっとさまざまな数値などに影響していないとおかしい)

・例えば、たとえ不登校からまた登校できるようになったとしても、その学校のいじめなどの諸問題が残っているならば、むしろ学校に行かなかったほうが良かったと考えることもできる。

・学生のメンタル的な改善状況は判断できる指標になっていない。

 (3)評価について

・問題の原因が見えてこない。

・妥当性評価で、市民・団体からの要望が強いとされているには関わらず、有効性評価では、NPO、ボランティア団体等が参画しているにはチェックが入っていない。備前市のなかで生徒の諸問題を一緒に解決していくようなものがないということにも思える。

・これだけの情報をもって評価をしてもいいのか。

・不登校になるのは、内面的な問題なので、ただ不登校生徒の出現率だけの改善を求めるのではなく、本人や周りの生徒などの声や思いなども十分酌みとった指標となればなお良いのでは?現場の状況が把握できるわけではない指標で評価されても説得力がない。



■お問い合わせ先
 

 備前市総務部総務課 行政改革係
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