平成18年度
2006.5.10〜11
5月10日(水)、11日(木)の2日間、私たち1年生は閑谷学校宿泊研修に行ってきました。10日はあいにくの横風の強い嵐になってしまいましたが、翌11日はからりと晴れました。2日間のようすをお知らせします。
![]()
体育館で出発式の後、5台のバスに分乗して閑谷学校へ。研修室での入所式が終わって、講堂学習でした。しかし、折りたたみ傘が壊れるほどの嵐で、講堂への入場にも時間がかかりました。わらでできた円座の上に正座をして講堂学習が始まりました。講師の先生の後に続いて「子、曰わく…」と論語の一節を大きな声で唱和しました。30分もたたないうちに、足がしびれて…。江戸時代の子どもたちは何て我慢強かったんだろうと思いました。
右の写真をクリックすると動画を見ることができます。250kB、50kpsのWMVです。Windows Media Player 8以上が必要です。コンピュータにインストールされていない場合は、Topページからどうぞ。
キャンプ場へ
部屋で体操服に着替えて、1kmほど歩いてキャンプ場へ着きました。お弁当の後、雨でできなかったブラインドツアーのかわりにロッジの中で世界でたった一つのオリジナルキーホルダーを作りました。けっこうはまってしまいました。 そしていよいよ研修のメインイベント野外炊事です。献立はカレーライス。初めての薪による炊事で、なかなか火がつかなかったり、コゲコゲご飯になった班もありましたが、早い班では一時間ほどでできあがりました。センターの先生にも「今年になって備前中が一番早かった」とほめていただきました。ちょっと失敗した班もあったけど、どんな食事よりもこの日のカレーライスはおいしかったです。
閑谷の夜
![]() |
![]() |
野外炊事の片付けに少し時間がかかり、再び研修所に歩いて戻ったときは、すでに予定より30分遅れ。すぐさまキャンドルサービスに突入しました。火の女神のロウソクの火を火の神の教頭先生へ、そして、各クラスの実行委員から全員のロウソクへと、次々に火を移していきました。中央の大きな燭台には172本のロウソクの火が暗闇に浮かび上がりました。そして、クラスのスローガンを声をそろえて言いました。
第二部は、各クラスが練習を重ねてきたスタンツが披露されました。クイズあり、人文字あり、歌あり、CMの物まねありの楽しい時間があっという間に過ぎて、気がつくと予定の一時間オーバー。お風呂がピンチになってしまいました。しかし、ここからがすごかったのです。一クラスたった10分の入浴時間で、次から次へと出たり入ったり、無事ボイラーが止まる前に入浴が終わりました。そして、就寝(こっそり起きていた人もいたようですけど…。雨と風の音が鳴りやまないまま閑谷の夜は更けていきました。
2日目晴れた!
翌11日、昨日までの嵐がうそのようにおさまり、空が晴れてきました。朝食の後、スコアオリエンテーリングに出かけました。班ごとにポイントを求めて山の中へ。時々道に迷いながら、また山道に足を滑らせながらも何とか時間通りに帰ってきました。
昼食をすませて、退所式の後、昨日撮れなかった記念写真を国宝の講堂の前でパチリ。再びバスに乗って無事学校へ帰ってきました。とっても楽しい2日間はあっという間に過ぎてしまいました。今回の研修のスローガンは「決まりを守り、協力し合って、友情を深めよう」でした。きまりを守ることや協力の大切をみんな勉強できたと思います。また、新しい友達もたくさんできました。
![]()
生徒の感想から
・私が閑谷研修で学んだことは時間を守ることとチームワークです。1日目は予定がどんどん遅れて、お風呂の時間が短くなってしまいました。時間が守れなくて、何度も何度もしかられました。野外炊事では、作るのは遅かったけれど、片付けは早くできました。班のみんなで協力したからです。チームワークが大切だと思いました。
・野外炊事の片付けでは班で協力してきれいにしました。これからもみんなで協力するようなことがあると思うので、いろいろな人と仲良くなっていくことが大切だと本当に感じました。
・この二日間を通して、スローガンの「きまりを守り、協力し合って、友情を深めよう」という目標に向かって頑張れました。今後の生活に生かしたいことは、自分の次の人のために物を大切にきれいに使って、次の人が気持ちよく使えるようにすることです。
・講堂の中に入って話を聞いたときには感動した。およそ300年も前にここで子供たちが勉強していたなんて、今でも信じられない。そして、国宝であることにも驚いた。今、私は国宝の中で勉強しているんだと思った。孔子様はすごく良いことを私に教えてくれました。これからはそれを生かして生活していこうと思う。
・講堂学習で「思いやりの心」を学習しました。思いやりの心があると他の人がいやな思いをしません。私たちが普段しているそうじも思いやりの心が必要だと思います。そうじをした後はとても気持ちがいいです。思いやりの心があればいい思いをすることができます。私は思いやりの心はなくてはならない大切なものだと思いました。
・この閑谷研修で三つのことを学びました。一つめはきまりを守って生活することです。二つめは協力して行動することです。協力しなければ誰かが楽しくない思いをしてしまいます。三つ目は講堂学習での学んだことです。思いやりを持ち、過ちをおかしても改めることのできる人になりたいと思いました。
・閑谷研修では、班でよく協力して野外炊事やスコアオリエンテーリングができました。また、先生の話を聞くときにほとんどの人が前を向いてちゃんと聞いていました。でも、中には手悪さをしたり、友達としゃべっている人もいました。そこはこれからも直していかなければいけないことだと思いました。
・1日目は雨だった。久しぶりの雨だった。これまでの研修などの行事は呪われているかのように雨ばっかりだった。講堂学習があった。孔子様の教えを聞くより、正座がきつかった。もう途中で足の感覚がなくなってきて、言葉が全く頭に入らなかった。野外炊事があった。飯ごうのふたが合わなかった。野菜の水がなくなって、作る時間がのびてしまった。でも、片付けは3位だった。
・一番楽しみだった講堂学習の時は、私たちは国宝の中に入って勉強してるんだなぁ〜と思った。中で、閑谷の先生が漢文を教えてくれたり、閑谷学校の歴史と礼儀を教えたりしてくれました。でも、一番心に残ったことは、終わりの時に足がヒリヒリして動けなかったことでした。今回の学習を通して、礼儀をこれからの生活に生かせればいいと思います。
・僕はこの研修で学んだことがいくつかあります。その一つが班行動の大切さです。野外炊事では班の一人一人が自分の役割を一生懸命にしたからおいしいカレーができたし、オリエンテーリングも一人一人が責任を持って役割を果たせたから成功したのだと思います。
・閑谷研修で大切なことを学びました。それは、「協力」ということです。一人で行動するのだったら、自分の好きなところを行けばいいけど、スコアオリエンテーリングは班行動なので、みんなの考えが一つになって初めて次に進めます。また、野外炊事では「助け合う」ということを学びました。誰か一人でも困っていたら、手伝ってあげれば早くできるのだということが分かりました。
・スコアオリエンテーリングをする前は、「簡単、簡単。」と思っていたけど、実際やってみると意外と難しかったです。僕の班は、きつい山道を進んでいったので、みんなで協力しないと進めませんでした。この研修で、チームやクラスのみんなと協力すること、一人一人が責任を持って行動することの意味を学びました。
・残念ながら雨でブランドツアーができなかったので、キーホルダー作りをしました。何を描こうかと迷ったけれど、友情のあかしを絵で書き表しました。他の行事は思い出にしか残せないけれど、これは形にして残せておけるので大切にしていきたいです。
・入学して1か月半、クラスの人たちはだいぶ分かるようになったけれど、違うクラスの人たちは会っても話をすることがありませんでした。でも、閑谷研修でクラスに関係なく1年生みんなと話せてよかったと思います。学校で会う顔や、勉強しているときの顔とは全然違って、みんな楽しそうに見えました。
・スコアオリエンテーリングの山登りはすごくきつかったです。でも、「がんばれ」とお互いに励まし合ったし、ポイントを見つけたときはメッチャうれしかったです。山を歩いていると、土から水が出ていてびっくりしました。自然とすごく親しめた気がしました。
・閑谷研修で学んだことは二つあります。一つは「時間を守る」ことです。集合時刻に一人でも遅れると予定時間が短くなってしまいます。もう一つは「責任」です。カレーを作るときに、一人が間違うと班のみんなに迷惑をかけてしまいます。閑谷研修で学んだことは今後の生活に生かしたいです。